『坊っちゃん』で語る学校のいま・むかし

夏目漱石の『坊っちゃん』は、明治時代の学校を正確に描写している。この姿と平成のいまを対比して、学校・教育を見つめ直していこうと思う。

本になりました!

長い長い休止ブログになってしまい、本当に申し訳ありませんでした。 以前の記事で予告しましたように、このブログで「談義」してきた内容が、やっと書籍化されました。 こんな感じの表紙で、4月21日から発売になっています。出版社は大修館書店。 国語・…

このブログの読者の皆さんへ

今日も東京は36度を越える暑さです。 吾輩の犬(ビビ君)とは、いつもながら朝夕の散歩を欠かせません。でも、ここ数日のこの暑さ。おそらく、練馬区の道路は50度以上あるでしょう。そのせいだと思いますが、散歩する際は、陽の当たる路上を歩くのを拒否しま…

閑話休題 スペイン周遊

日本がまだ冬の季節だった2月から3月初め、スペイン東部から南部をちょっとばかり周遊してきました。ちょうど、東京の4月くらいの季節感だったでしょうか。ラテンの太陽は、もうまぶしいくらいでした。 1、バルセロナ 地中海側に面した大都市バルセロナ…

閑話休題 谷根千の散策

昨年の暮れ、漱石ゆかりの地「谷根千(やねせん)」周辺を仲間たちと歩いてきました。ご存知でしょうが、「谷根千」は「谷中・根津・千駄木」を言います。どうも、雑誌の編集者が名付け親のようです。 谷中は、東京の台東区。根津と千駄木は文京区ですが、下…

閑話休題  我輩の犬である

犬は幸せか? 我が家には、13年前から犬がいる。名前はまだある。「ビビ」君だ。だから、オスである。そして、もう13歳。だから、確実に老犬である。 ビビ君近景 お行儀のいいビビ君 ビビ君は、捨て犬である。写真でも分かるように、ビーグルと何かのハーフ…

閑話休題  アウシュビッツ

◆中欧と呼ばれる国々 町並みと教会 九月に、ちょっと年齢の古い人には懐かしい響き、「東欧諸国」の4カ国を旅してきた。現在のガイドブックには「中欧」と記されている。もうほとんど死語のような「旧社会主義圏」の国々だ。 この地域を訪れた人がよく言う…

1 夏目漱石『坊っちゃん』で教育談義

1、漱石ブーム 『こころ』につづいて、『三四郎』『それから』が朝日新聞に再連載されている。 「漱石山房」の再建計画も進められている。新宿区にあった、漱石が終焉を迎えた家だ。早稲田大学文学部の近くにある、「漱石公園」のところに再建するようだ。 …