『坊っちゃん』で語る学校のいま・むかし

夏目漱石の『坊っちゃん』は、明治時代の学校を正確に描写している。この姿と平成のいまを対比して、学校・教育を見つめ直していこうと思う。

このブログの読者の皆さんへ

 今日も東京は36度を越える暑さです。

 吾輩の犬(ビビ君)とは、いつもながら朝夕の散歩を欠かせません。でも、ここ数日のこの暑さ。おそらく、練馬区の道路は50度以上あるでしょう。そのせいだと思いますが、散歩する際は、陽の当たる路上を歩くのを拒否します。年老いた肉球へのダメージが大きいのかもしれません。そして、本人の生理的な欲求を満たした途端、みごとな帰宅部となります。冷房の効いた快適な部屋で、ひたすら横になっていることが長生きのコツと心得ているのでしょうか? ただし、この行動。飼い主にとっては、体力温存の手助けにはなっています。もしかしたら、この超短時間散歩もまた、高齢化する飼い主への心遣いなのかもしれません。

 

 ところで、『坊っちゃん』を扱ってきたこのブログ。お陰様で10000近いアクセス数となりました。こんな理屈っぽい、読みやすいわけでもない、誰もが面白がる内容でもないブログなのに、多くのアクセスをいただき嬉しい限りです。

 にもかかわらず、今日をもちまして『坊っちゃん』の内容を一端打ち切らせていただきます。まだまだ取り上げるべき内容はいっぱいありますし、談義の途中のものもあって申し訳ないしだいです。それというのも、これも嬉しい話なのですが、この『坊っちゃん』ブログ的教育論のようなものを書籍化する方向で動いているからなのです。

 まだ書名も検討中、内容も大幅な書き直しなど、課題は山ほどありますが、正式に決まりましたらブログ読者の皆さんにもお伝えします。このブログの内容よりも読みやすく、さらに深める部分もあり、話の幅も広げる一冊になるよう検討していきます。その節は、宜しくお願いします。

 それに伴いまして、ブログページから『坊っちゃん』の内容を削除させていただきますので、ご了承ください。多くの感想や声を寄せていただいた方々、本当に有り難うございました。ひきつづき、漱石や教育や閑話は掲載していきますので、お付き合いください。